英語に自信がない人こそアウトプットから始めた方がいい理由

勉強法


この記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは。Yoshiです。

高校・大学で7年間英語を専攻しTOEIC900点取得、

コロナ禍を機にメンターサービスに登録し、これまで30名以上の社会人の英語学習をサポートしてきました。



私は現在もオンラインで社会人の方々に英語コーチングをさせていただいているのですが、

アウトプットの大切さを実感することがあったので、今回はそのことについてお話します。



準備ができてなくても、まずは口に出してみる


英語学習のサポートをさせていただいているAさんとは、週に1回40分ほどのレッスンをしています。

Aさんは、2ヶ月後に海外の本社に対して担当する技術システムの進捗を英語で報告することになり

持ち時間は10分で、簡潔にまとめる必要があるとのことでした。



日本語で資料を作成するだけでも気が重くなりますが、

英語となると余計にハードルは高くなりますよね。

「準備するので、来週プレゼンを聞いてください」と言うAさんでしたが

次の週も「まだ準備ができていないので来週は必ず!」と言う感じで、

気付いたら3週間ほど経過していました…。


そこで、

「完璧じゃなくて良いので、まずはさわりだけでも話してみませんか?」と提案すると

「まだ5割しか出来上がっていませんが…」と言いながらもプレゼンをしてくれました。


約10分のプレゼンをしていただいた後、

専門用語も多かったので、正直に「私が理解できたのは50%程度だった」と伝えると

Aさんは「そのフィードバックが一番ありがたいです」と、やる気満々に!


また、その場で言えなかった表現は一旦日本語で話してもらい、

私がメモを取っていたので、その後すぐに英語表現を確認しました。

言えなかったこと、悔しかったことは記憶に残りやすい



そんな5割の出来で発表していただいたプレゼンでしたが

私のような全く関係のない第三者の視点が入ることで、

・冒頭はもっと興味を引く表現がいい

・具体例で知っている企業の名前が出ると共感しやすい

など、英語以外の構成についてもお話することができ、

準備が100%になるのを待ってからプレゼンしていただくより

遥かに早い段階で、Aさんの中でプレゼンの形が出来上がりました。



また、その場で英語で言えなかった表現の中に

「熱中症を防ぐ効果が期待できます」という表現がありました。

いざ英語で話そうとすると「熱中症」「防ぐ」という言葉がすぐに出てこなかったそうです。


「熱中症を防ぐ効果が期待できます」を英語に言い換えると

It may help prevent heat stroke.


英語を聞くと「あ〜!heat stroke!そのまんまですね」と笑いながら、その場で反復してもらいました。

すぐに英語が出てこなかったという悔しいという負の感情がある状態は、次は間違えまい!とより強く記憶できます。

Aさんも自信がない中、先にアウトプットをしたことで、

事前に準備するよりはるかに早いスピードで課題を知ることができ

プレゼンの内容をより良いものにできた、と喜ばれました。

Yoshi
Yoshi

人前で話すだけで集中力はグッと上がりますよね

インプットとアウトプットの黄金比率は3:7


シリーズ90万部を突破した『学びを結果に変えるアウトプット大全』によると

「インプットとアウトプットの黄金比は3:7」と言われています。



また、コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士が100人以上の子どもたちに、人名図鑑に書かれた人物プロフィールを覚えて暗唱させた実験によると、

最も高い結果を出したのは、覚える時間(インプット)練習する時間(アウトプット)の割合が3対7だったグループだったそうです。

もし英語が思うように成長しない場合、アウトプットが不足しているからかもしれません。

アウトプットが苦手な人は、まずは「話す、もしくは書く」ことから始めてみましょう。

昨日読んだ本の感想を家族や友人に話したり、ツイートするだけで、

脳は活性化し、思考が言語化され、記憶の定着に大きく貢献すると言われています。



ということで、

今回はアウトプットが成長スピードを上げることについてお伝えしました。


英語に自信のない方ほど、どんどんアウトプットしてほしいです。



1人ではペースを作れないという方は、個別コーチングもしているので、

問い合わせやTwitterからお気軽にご相談ください。


一度話すだけでパッと世界は広がります

それでは、みんなで頑張りましょうま〜!



コメント