ワンパターンの英語から抜け出す3つの方法

勉強法

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こんにちは!Yoshiです。

  • TOEIC900点(リスニング満点)
  • カナダの大学に一年留学し、大好きな映画を学ぶ。
  • コロナ禍に始めた英語コーチングで、30名以上の社会人の学習サポート
Yoshi
Yoshi

そんな私が、今回はよくある悩みについてお話しします!


英語のコーチングをしていて、よくいただくご相談があります。

それは、英語になると「同じフレーズしか言えない」という悩みです。


例えば、

  • オンライン英会話で先生の発言に対して、いつも同じ返事をしてしまう
  • 仕事で海外のベンダーから説明を受けたときに、詳しい感想を言えない
  • 海外本社との会議で意見を求められたけど簡単なことしか言えない

といったお悩みです。

いつも同じ言葉でしか返せないのは、語彙力の問題なのでしょうか?


いえ、そうとも限りません。

いくら英単語を勉強しても「どんなシーンで使うのか?」をイメージできていないと、

いくら量をこなしても、自分の言葉にはならないのです。


今回は、そんなワンパターンの英語から抜け出し、ワンランク上の会話ができる実践的な方法をお伝えします!




まず日本語だったら何と伝えたいのか?を考えよう


私は英語を話すときに、日本語から考えて話します。

  • 日本語から考えて訳すと時間がかかる
  • 英語脳にしないといけないんじゃないの?

といった意見もありますが、

英語につまずいている方は、日本語でちゃんと考えないまま英語を話している気がします。

相手が言った内容に対して、日本語だったらどう答えたいのか明確にできていますか?


例えば、友人である2人がこんな会話をしているとします。

A:「こないだ、すごく面白い映画を見たんだよね」

B:「え!なになに?」

A:「アリエルって知ってる?ディズニーの」

B:「あー、知ってる!最近公開されたよね?」

A:「そうそう、主人公が黒人の歌手の人なんだ。アニメとのイメージが違うから、見る前はどんなストーリーなのか不安だったんだけど」

B:「うんうん」

A:「想像以上にすごく良かった!音楽も最高でさ。おすすめだよ!」

B:「まじかー!そんなに良かったんだ。私も今度の休みに行ってみようかな!」



この会話から、2人の間柄は親しいことが分かり、Bは積極的に相槌やリアクションをしていますね。


それでは、これを英語にしてみましょう。

A: I watched a really awesome movie the other day.

B: Oh, really? What was it?

A: Do you know about Ariel? It’s a Disney film.

B: Oh yeah, I know it! Was it recently released?

A: Exactly! The main character is a Black singer, which was different from the typical animated movies. So, I was a bit unsure about the storyline before watching it.

B: I see.

A: It turned out to be even better than I imagined! The music was fantastic too. I highly recommend it!

B: Wow, seriously? It must have been that good. I think I’ll check it out on my next day off!



この会話で出てきた相槌は、以下のようなバリエーションです。

「え!なになに?」
Oh, really? What was it?

「あー、知ってる!」
Oh yeah, I know it!

「うんうん」
I see.

「まじかー!」
Wow, seriously?


今回は友人同士の会話例なのでカジュアルでしたが、

ビジネスシーンの場合は、

「まじかー!」seriously!? を、

「そうなんですか?」Is that so? に言い換えればいいだけです。

まずは「そうなんですか?」の英語は何だろう?という思考になることが大切です。


「そうなんですか?」を表現できる英語は

is that so?

really?

oh, yeah?


などがあり、相手との関係によって、
フォーマルにすべきかフランクでいいのかを判断して使い分ければOKです!

日本語で言いたい言葉をはっきりさせただけで、使えるフレーズが3つも増えましたよね。



まずは、日本語だったらどんなリアクションするか?を丁寧にイメージすることで、

自分が本当に使いたい英語のフレーズを習得できます!


本家を徹底的に真似しよう!



私が新入社員の頃は、先輩や上司の話し方やメール文書を見ながら、社会人らしい振る舞いを必死に身につけていきました。


ビジネスシーンでどんな英語を話せばいいのかも、実際に見ないとわからないですよね。

英会話と違って、YouTubeで(コンプラ的に)実際のビジネスマンの会話を字幕付きで見ることも難しいです。

そこで、おすすめしたいのが、似たシチュエーションのドラマや映画を見て、マネることです!

ビジネス英語学習にもってこいのドラマといえばやはり「SUITS(スーツ)」でしょう!

1話を見るだけでも々な表現が出てきますので、まだ見ていない方はぜひチェックしてほしいですね。



今回はシーズン1、エピソード3のひとコマをピックアップしてみます。

ピアソン・ハードマン法律事務所に入ったばかりのマイクと、パラリーガルとして、法律事務所で働くレイチェルの会話です。

Patrick J. Adams as Mike Ross and Meghan Markle as Rachel Zane.Credit…Shane Mahood/USA Network

Rachel: 7:45. Nice of you to show up.

Mike: Uh yeah, I was up ‘til 5:00 in the morning.

Rachel: I’m kidding. But Louis Litt wants to see you, and I don’t kid about that.

Mike: What does he want?

Rachel: I don’t know. Louis doesn’t let me in on his game plan, but I kind of prefer it that way.

Mike: Okay. Um, can you tell him that I have to see Harvey first?

Rachel: Your call. But uh, if you’re gonna be sleeping in your suits, you may want to keep a fresh one in the office.

Mike: Is it that bad?

Rachel: It’s worse.


これを日本語にします。

※前後の文脈を考慮し、少し説明要素を足しています。

レイチェル:めずらしく7時45分に出勤?

マイク: あぁ、朝5時まで起きてたんだ。

レイチェル: 冗談よ。ルイス・リットがあなたに会いたがってるわ。これは冗談抜き。

マイク: 何の用だろう?

レイチェル: 知らないわ。ルイスは自分の作戦を教えてくれないの。その方がいいけど。

マイク: わかった。まずハーヴィーに会わなきゃいけないって伝えてくれる?

レイチェル: あなたに任せるわ。でも、スーツを着たまま寝るんだったら、オフィスに新しいのを一着置いておいた方がいいわよ。

マイク: そんなに悪い?

レイチェル: 最悪。


このワンシーンだけでも、仕事で使えそうなフレーズがありますよね。

特に以下の2つはどうでしょうか?

・まず〇〇(人の名前)に会わないといけないと伝えてくれない?

Can you tell him that I have to see 〇〇 first?

・あなたに任せます

Your call.



一つ目の

Can you tell him that I have to see Harvey first?

まずハーヴィーに会わなきゃいけないって伝えてくれる?


こちらは「Can you tell him that〜」の後に言いたいことを繋げればOK!

Can you tell him that I have to finish a task first?

彼に、まず書類を整える必要があると伝えてくれる?


Can you tell him that I need to attend a meeting first?

彼に、まずクライアントとの打ち合わせに出る必要があると伝えてくれる?

というふうに活用できそうです。

二つ目のYour call.は、

名詞のcallには、判断という意味があり「君の判断に任せる」というニュアンスになります。

It’s up to you. と同じように使われるのですが、

It’s your call.は、君が決めていいよ、君次第だよ、君に任せるよと言いたいときに使えるフレーズです。



自分だけのフレーズリストを作ろう!





最後に、もうやるべきことに気づいた方もいるかもしれませんが、

自分だけのフレーズリストをしっかりと作りましょう!

40分のドラマを一度見るだけで、使えるフレーズはごまんと出てきます。


しかし、そこでただ聞き流して覚えるのではなく、

使えるフレーズにするために、しっかりメモ、リスト化することが大切です!


人は20分後には記憶の半分を忘れると言われていますから、

使えると思った単語はすぐメモる!

スマホのメモアプリでも、LINEの「キープメモ」でもいいです。

いつでも見返せる場所に自分だけのフレーズリストを作って更新していきましょう!

自分で単語を探すのが難しい方は、以下のような教材を活用して、どんどん覚えていくのも一つの手です!

Amazonのランキングで上位の教材を選定してみたので、ぜひ口コミをチェックしてみてください。



ということで、今回は

ワンパターンの英語から抜け出す考え方と実践的な方法をご紹介しました。


言語や文化は違えど、結局は人と人のコミュニケーションです。

まずは、日本語で考えて、丁寧にイメージすることが大切です!

Yoshi
Yoshi

こちらが笑顔で話せば、相手も笑顔になってくれますよ♪



1人ではペースを作れないという方は

個別コーチングもしているので、問い合わせやTwitterからお気軽にご相談ください。


それでは、また次回お会いしましょう!


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